先日の記事ではTab P11の後継機はないと記載しましたが、どうやら後継機が発売されるようです。
米国では4月7日に発売されます。
Lenovo Tab P11(2nd gen)
昨年の秋にTab P11 Pro(2nd gen)と共に発表されていましたが、Tab P11 Pro(2nd gen)のみ発売されていたので、私としてはなかったことにされたのではないかと思っていました。
この度、米国では4月7日に269ドルで発売されます。
日本円に換算すると36,000円ぐらいなので、日本でも4万円以下で発売されるのではないかと思います。
スペック
簡単に前のモデルとのスペックの違いをまとめてみました。
Tab P11 | Tab P11(2nd gen) | |
OS | Android10(Android11へ更新可) | Android12L(2回アップデート) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 662 | MediaTek Helio G99 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB | 128GB |
ディスプレイ | 11インチ 2,000×1,200 (リフレッシュレート 60Hz) | 11.5インチ 2,000×1,200 (リフレッシュレート 120Hz) |
サイズ・重量 | 258.4.2x 163 x 7.5 mm 490 g | 269.1 × 169.4 × 7.4mm 520 g |
GPS | ○ | おそらくLTE版のみ |
ペン対応 | 〇( Lenovo Precision Pen2 ) | 〇( Lenovo Precision Pen2(2023) ) |
LTE | 4G(ドコモ〇、au△、ソフトバンク〇、楽天△) | ? |
SDカード | microSDXC(最大256GBまで) | microSDXC(最大1TBまで) |
セキュリティ | 顔認証 | 顔認証 |
バッテリー | リチウムイオンポリマー 7500mAh(駆動時間:12時間) | リチウムイオンポリマー 7700mAh(駆動時間:10時間) |
順当な進化
全体的にはかなり良さそうです。
SOCはHelio G99に強化されており、ディスプレイは11.5インチと少し大きくなり120Hzに対応しています。
バッテリー持ちは10時間と少なくなりましたが、60Hzで駆動させると前モデルと変わらない駆動時間になるのではないかと予想されます。
GPSはどうやらLTE版のみで、LTE版はWiFi5のようです。
通常モデルはWiFi6Eに対応しているようです。
カメラは、オートフォーカスの13MP の背面カメラと、8MP の前面固定焦点カメラがあります。
ペンも対応していますが、前回のモデルと同じペンは恐らく使えないと思います。
また、前回と同様のDolby Atmos対応のクアッドスピーカー、widvine L1と変わっていないため、動画視聴には向いています。
特別重いゲームをしないのであれば、かなり快適に多用途で使用できそうです。
OSはAndroid 12L
タブレット用OSであるAndroid 12Lが搭載されており、2回のアップデートが予定されています。
そのため、現在はタブレット用の機能は少ないですが、今後アップデートされていくと、タブレット使用時に快適な機能が間違いなく追加されると思います。
日本では……?
日本でも発売されると思いますので、近いうちに発表されると思います。
ただ、日本版でよくある点としては
・ペンや周辺機器が発売されない、もしくは発売がかなり遅い
・スペックがダウンして価格が据え置き
・スペック通りでNECブランドで価格を上げて販売
ということです。
海外ではキーボードとペンのセットで369ドルで販売されますが、日本では5万円以内のセット販売はせずに、NECブランドでバラ売りで販売になるような気がします。
アリエクではXiaoxin Pad Plus(2023)で販売中
我らが(笑)アリエクではXiaoxin Pad Plus(2023)として販売されています。
メモリが6GBとなぜか性能は少しアップしています。
ただ、アリエクのグローバルロムは少しおかしい部分があり、ペンが使えないなどの不具合が起きていることがあるので、そういう細かい部分に注意が必要です。
自身でロムが焼ける人にはオススメです。
コスパ最高の予感
日本での価格次第ですが、4万円以内であれば買いだと思います。
前モデルの弱点であったSOCが強化されているので、使用感はかなり上がっているはずです。
1台目のタブレットでお悩みの方は、とりあえず1台持っていれば何でもできる、持っていて損はないタブレットになると思います。
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