Amazonでは様々な魑魅魍魎(中華メーカー)が跋扈しています。
今回、USB-CからHDMI出力したかったため、USB-C→HDMI変換ケーブルを探していましたが、かなり安いUSB-Cハブを発見してみました。
好奇心に負けて購入してしまいましたので、紹介します。
3-in-1 USB Type c HDMI アダプタ USB-C ハブ 4K対応 HDMI出力ポート USBタイプC急速PD充電 USB 3.0ポート iPad Pro MacBook Pro/Air 等対応 (グレー)
今回購入したのは、日本 優良生活 研究室のUSB-Cハブです。
中華製品にありがちな、『タイトルにブランド名を記載しない』製品です。
価格も1,185円(購入時、現在は1,580円)と激安で、他の明らかに地雷な製品より安い価格でした。
USB-C→HDMI変換ケーブルよりも安く、簡易的なハブになっているので、ダメでもブログのネタになるかと思い購入してみました。
日本 優良生活 研究室……?
名前が完全に中華感溢れる名前ですが、『日本の中小企業 バッチ』が付いています。
Amazonの情報を見ると、一応日本の会社?っぽいです。
ただ、中小企業と言っても、個人が中国の適当な工場に発注して製作を行い、販売しているだけではないかと思われます。
まぁ、中華製品ですね。
他にもPCや、スタンド、ヘアバンド、バッグなど色々と販売しているようです。
製品はシンプル
製品は至ってシンプルでした。
わかりやすいデザインの箱に、緩衝シートに包まれて製品が入っていました。
マットな質感で、シルバーの標準的な見た目は、見ようによっては高級感もあります。
マニュアルや保証書は入っていません。
環境に配慮しているのでしょうか? 否が応でも色々な意味で製品への期待が高まります。
箱の裏に説明書きがありました。
USB接続でUSB-C(PD給電用)、HDMI、USB-Aに分岐するようです。
使用感
映像出力
HDMIによる映像出力はUSB-C、サンダーボルト共に映像出力ができました。
フルHDで出力でき、リフレッシュレートや遅延なども問題ありません。
USB-Aによる拡張
映像出力しながらUSB-Aにマウスやキーボードを繋げても使用ができました。
普通にUSB-Cのハブとして使用できます。
PD給電について
PD給電について測定した所、映像出力なしの場合は35W程度で給電されるようです。
35Wあれば、通常のノートPCやスマホに対しては大体充電が可能です。
映像出力中に関しては、少し問題が発生しました。
給電されるPCとそうでないものがありました。
電圧チェッカーは映像出力中は測定できないので、手持ちの製品で試した所、以下のような結果が出ました。
・映像出力中、スマホは急速充電される→20W以上で給電されていると想定できる
・35Wで通常充電のノートPCが、映像出力中は低速充電→30W以下で給電されていると想定できる
上記により、映像出力中は20~30Wの間で給電されていると考えられます。
給電はおまけ程度と考えた方がいいでしょう。
普通に使える
給電に関しては少し問題があったものの、普通に使うことができています。
現在は毎日使用して1か月程度経ちますが、特に問題は起こっていません。
映像出力をメインにマウスを繋ぎ、給電しながら使う場合もあります。
PCを繋ぐことがメインですが、PCを付けるまでもない場合はスマホを繋いでPCモードにして、動画を見たりネットサーフィンをしています。
この製品のおかげで中々充実しています。
価格に対しては、十分満足できる品質です。
怪しい製品は楽しい
こういう安い怪しい製品を見つけると、結構わくわくしてしまいます。
問題なく使えた時のお得感や、気持ちよさがたまらないですね。
今後もこういう製品をどんどん紹介していきたいと思います。
なんだかんだ有名メーカー製が安心
安い製品にはリスクも同居してします。
安心感や性能を求める方は、Ankerなどの有名メーカーの製品がオススメです。
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