一般的に人気のあるキーボードは、テンキーレスモデルだと思います。
取り回しもよく、そこそこ省スペースで使用できます。
しかし、私はあえて70%サイズのキーボードをオススメします。
70%キーボードは攻守最強
なぜ70%キーボードをオススメするのか、それは持ち運びにも据え付けでも使用できるからです。
キーボードとして必要最低限の機能を備え、尚且つコンパクトに収まり鞄にも入ります。
これ以上キー数が少なくなると、実用上支障が出やすい絶妙なサイズ感です。
見た目も非常に美しいです。
USBワイヤレス接続になると選択肢が少ない
私はゲームをするため、遅延を感じにくいUSB接続でないと快適に使うことができません。
Bluetooth接続になると多少の選択肢はありますが、USB接続では結構選択肢が少ないです。
USBとBluetoothの両接続となると、ほとんど対応している機種がありません。
ゲーミングキーボードは使い難い
ゲーミングキーボードも候補にありましたが、そもそもキー数が少なく矢印キーがないなど、日常や仕事で使用するには非常に使い難く感じてしまいます。
また、ゲーミングキーボードは有線接続も多いため、候補からは外れてしまいます。
ビジネス用途なので日本語配列
私の仕事ではカタカナ(半角、全角両方)を使うことが非常に多く、日本語配列でないとかなり効率が落ちてしまいます。
過去にプライベートでは英字配列を使っていましたが、結局家でも仕事でも同じ感覚で使いたいため、日本語配列に統一しました。
わがままの果てに……
こだわりのために、『日本語配列 70% USBワイヤレス接続(できればBluetoothも) 』という、かなり選択肢が限定されてしまいました。
日本語配列 70% USB、Bluetooth両接続
全て網羅しているキーボードは4種類しかありませんでした。
ロジクール MX MECHANICAL MINI
電源 | バッテリー |
バッテリー寿命 | バックライトオン 15日、バックライトオフ 10ヶ月 |
キースイッチ | メカニカル(茶軸、赤軸、青軸) |
キーストローク | 3.2mm |
サイズ、重量 | 312.6×131.5×26.1 mm、612g |
カラー | グラファイト |
言わずとしれたロジクールの名作、MX MECHANICALの70%サイズのキーボードです。
メカニカルキーボードにしては薄型となっており、メカニカルキーボードが苦手な人にも操作がしやすく、打鍵感が非常に気持ちがいいです。
キースイッチの種類も3種類から選べます。
Logi Boltと呼ばれるUSBレシーバーも同梱されており、一つのレシーバーで6台までのマウスやキーボードと接続できます。
最大3台のデバイスとペアリング可能で、ボタンで切り替えます。
Logi Options+というソフトウェアも使い勝手がよく、Logicool Flowなどの革新的な機能も使用できます。
実売価格が2万円弱と少し高いですが、価格に見合ったフラッグシップモデルです。
ロジクール MX KEYS mini
電源 | バッテリー |
バッテリー寿命 | バックライトオン 10日、バックライトオフ 5ヶ月 |
キースイッチ | パンタグラフ |
キーストローク | 1.8mm |
サイズ、重量 | 295.99×131.95×20.97 mm、506.4g |
カラー | ペールグレー / ローズ / グラファイト |
MXシリーズのミニマリスト向けキーボードです。
キースイッチがパンタグラフとなっており、MX MECHANICAL MINIより薄く、重量は100g以上軽いため、持ち運びにはこちらの方が向いているかもしれません。
パンタグラフですが、球状にくぼんだキーにより指が誘われスムーズで心地よい打鍵が可能です。
薄型キーボードの完成形と言っても過言ではありません。
MX MECHANICAL MINIと同様にLogi BoltやLogi Options+に対応しています。ペアリング数も最大3台まで可能です。
ただし、Logi Boltは同梱していないため注意が必要です。
カラーは3色展開しているため、自身の好みで選べます。
Lenovo ThinkPad トラックポイント キーボード
電源 | バッテリー |
バッテリー寿命 | 2か月 |
キースイッチ | パンタグラフ |
キーストローク | 1.8mm |
サイズ、重量 | 305.5×167×13.7 mm、516g |
カラー | ブラック |
私の愛用しているキーボードです。
特徴はトラックポイントです。
先に紹介した2製品とは違い、バックライトは付いておらず、トラックポイント以外は基本的な性能で抑えられています。
トラックポイントを活かすことのできる、タブレットでの使用率が高いキーボードです。
マウスを持ち運ばなくて済むため、モバイル用途には非常に役立ちます。
ロジクール POP KEYS
電源 | 単4形乾電池×2 |
バッテリー寿命 | 36ヶ月 |
キースイッチ | メカニカル |
キーストローク | 4.0mm |
サイズ、重量 | 321.2×138.47×35.4 mm、779g |
カラー | イエロー、パープル、ローズ |
POP KEYSはタイプライターのような唯一無二の見た目をしています。
キー部は丸くなっていてキーストロークが深いため、打つには少し慣れが必要です。
Logi BoltやLogi Options+に対応しており、最大3台のデバイスに接続可能です。
Logi Boltが同梱されて実売価格が1万円程度と非常にリーズナブルです。
今時珍しい電池駆動のおかげで、36ヶ月と長い期間使用できます。ただ、電池のために重量は重いので、持ち運びには適していません。
カラーはポップな3色が展開されているので、見た目を重視する人はこのキーボード一択です。
USB接続のみで安く済ませたいなら
先ほど紹介したキーボードはどれも1万円を超えているので、ちょっと……という方にはエレコムやサンワサプライのキーボードがオススメです。
USB接続のみですが、普通に使えます。
弱点としては耐久度が少し弱い点ですが、頻繁に使わない人はある程度持つので、価格を抑えたい人はこちらを購入しましょう。
もっと選択肢が増えてほしい
現状では、ロジクールの製品ばかりでした。
もっと色々なメーカーが参入して盛り上がって、購入する選択肢を増やしてほしいと思います。
ゲーミングキーボードで、日本語配列のこのサイズを発売すればライト層に受けて、売れると思うのですが……。
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